----------- 2021年12月20日 第547号 ----------
日本金型工業会
第48回金型の日記念式典を開催
永年勤続優良従業員145名を表彰
一般社団法人日本金型工業会(会長=小出悟氏、小出製作所)は、第48回「金型の日」記念式典を11月25日午後3時より、名古屋市千種区のホテルメルパルク名古屋において開催した。永年勤続優良従業員表彰は、東部支部89名、中部支部48名、西部支部8名の合計145名。また、春の叙勲で旭日単光章を受章したマルスン会長鈴木光一氏に記念品が贈呈された。
なお式典後の基調講演は、二部制で第1部はトヨタ自動車元社長張 富士夫氏。第2部を東海理化社長二之夕裕美氏が講師となって行われた。
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中部日本プラスチック製品工業協会
永年勤続優良従業員・優秀従業員
合同で表彰式典を開催
中部日本プラスチック製品工業協会(会長=大松利幸氏、岐阜プラスチック工業)の第58回永年勤続優良従業員表彰式及び第16回優秀従業員表彰式が11月20日午後4時より「名古屋ガーデンパレス」を会場に開催された。
優秀従業員表彰は、事業所への貢献度の高い社員に対し、企業主の推薦によるもので、従来は通常総会時に実施されているが、今年はコロナの影響で延期されていた。
永年勤続優良従業員表彰の受賞者は20年勤続10名、15年勤続63名、10年勤続40名、5年勤続40名の合計153名。一方、優秀従業員表彰の受賞者は11名となった。
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愛知県機械工具商業協同組合
コロナ禍での事業を洞察
2021年最終理事会開催
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販)は12月7日午後4時30分より、12月の理事会を開催した。2021年最終となった理事会では、MECT展、ロボット展など展示会、全機工連愛知大会、中部ブロック会議、組合新年会など計画事業、野球大会、ゴルフ大会など厚生事業、組合員動向などの議題にについて、話し合った。
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日東工器
電動ドライバ「デルボ」
ユニバーサルロボットの
『UR+認証』を取得
日東工器は、電動ドライバ「ブラシレスデルボ®Cシリーズ(電流制御タイプ)「DLV45C」が、ユニバーサルロボット社(Universal Robots A/S 本社=デンマーク、日本支社=東京都港区)の周辺機器製品として、UR+認証を取得した。
UR+認証を取得したことによって、従来手動で行われていたトルク等の設定を、ユニバーサルロボット社の協働ロボットに「デルボ」とコントローラを搭載することで、連動して動作し、ねじ締め作業が半自動化できる優位性が高まった。
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トラスコ中山
2年連続でIT賞を受賞
トラスコ中山(本社=東京都港区、社長=中山哲也氏)は、2021年度(第39回)IT賞において「IT 賞(トランスフォーメーション領域)」を受賞。昨年のIT最優秀賞に続き、2年連続の受賞となった。
メーカー、販売店、モノづくり現場を結んだデータドリブン経営を実現しようとする点、昨年の「IT最優秀賞」の取り組みからさらに先へと動く姿勢が高く評価された点などが受賞対象となった。
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ミユキ商會
業務用設備をレンタルサービス
ネクシィーズとパートナー契約
ミユキ商會(名古屋市昭和区円上町17-21、社長=田中秀典氏)はこのほど、ネクシィーズ(本社=東京都渋谷区)とパートナー契約を結び、市場で評価されているレンタルサービス『ネクシィーズ・ゼロシリーズ』を新たな紹介事業としてスタートした。
同社は、切削工具、測定工具、治具の販売、特殊品の取り扱いを主とする機械工具商社。コロナの影響もあって『ものづくり』の変化が加速される中、新たな付加価値を提供できる商社をめざして展開している。
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DMG森精機
5軸加工ベーシック提供
オンライン学習コンテンツ
デジタルアカデミーで
DMG森精機は、オンライン学習コンテンツ「デジタルアカデミー」において、新たにeラーニング「5軸加工機ベーシック」の提供を開始した。
加工条件・数式といった具体的な知識について丁寧に解説し、豊富な演習に取り組むことで、5軸加工機の基本操作とシーメンス対話機能(ShopMill)を含む基本的なプログラミングを習得できる。これまで5軸加工の分野では、このように基礎から実践的な内容までを体系的に学習できる教材はなく、画期的なコンテンツと言える。
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訃 報
・住友電気工業元専務横井 雍(たすく)氏は、11月4日に逝去された。享年91歳。
・ミズタニ機販(名古屋市中区金山)会長水谷榮一氏は、老衰のため10月29日逝去された。享年94歳。
・イワタツール(名古屋市守山区花咲台)会長岩田吉廣氏は、10月31日に満88歳にて永眠された。
・いし満(名古屋市中区千代田)会長石原忠正氏は、11月6日に逝去された。享年78歳。
・岐阜正商店(名古屋市千種区今池)元会長大河内十三夫氏は、11月20日に逝去された。享年98歳。
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----------- 2021年11月20日 第546号 ----------
日本機械工具工業会
令和3年度秋季総会を開催
『日本機械工具工業会賞』受賞者発表
生産額見通しは4千524億700万円
日本機械工具工業会(会長=田中徹也氏、三菱マテリアル)の令和3年度秋季総会は、10月21日 午後2時から、昨年同様『WEB方式』によって行われ、『日本機械工具工業会賞』の発表はじめ、役員交替、各委員会報告が行われた。
「業界功労賞」には、八馬厚雄氏(酒井精工会長)と田中啓一氏(日立ツール(現MOLDINO)元社長)の2名が選ばれ、技術功績大賞は住友電工ハードメタル(新世代コーティング「Absotech®X」の開発)が受賞した。
機械工具生産額の見通しについては、令和3年度上期生産額の見込みは2千282億3千400万円(対前同期比134・8%)、同下期生産額見通し2千241億7千400万円(同121・4%)、同改訂生産額見通し4千524億700万円(122・5%)となっている。
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中部包装食品機械工業会
来年4月に『2022中部パック』開催
出品申込み締切り(11月30日)迫る
『2022中部パック』(主催=中部包装食品機械工業会、会長=生田涌希氏、フジキカイ)の出品申込み締切り(11月30日)が迫っている。
同展は、2022年4月20日(水)から23日(土)の4日間、ポートメッセなごやで開催される、包装・食品・製パン製菓・物流機械、衛生・環境・検査機器・包装資材、食品材料などの総合展。
前回の開催規模は、出品239社・団体、700小間、会期中4日間の動員数は6万7千名。第23回目となる今回もほぼ同様の規模を見込んでいる。
10月5日に行われた記者会見(写真)では「1社でも多くの出品社を募り、ボリュームをアップさせたい」と呼びかけられた。
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ミツトヨ
第41回「精密工学会技術賞」を受賞
「高速焦点距離可変レンズTAGLENSと
TAGLENS用パルス照明装置の開発」
ミツトヨ(神奈川県川崎市高津区坂戸、社長=沼田恵明氏)は、「焦点深度の限界を超えた高機能観察のための高速焦点距離可変レンズTAGLENSとTAGLENS用パルス照明装置の開発」において、9月22日に発表された第41回「精密工学会技術賞」(主催=公益社団法人 精密工学会)を受賞した。
同社の同賞の受賞は、第1回(1981年)の受賞以来6度目となり、今回は、産業用にTAGLENSの耐環境性・安定性を向上させた技術、レンズの特性を活かすために開発した周辺機器(パルス照明装置)や 独自アルゴリズムによる高機能観察が評価された。
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『MECT2021』68,000人が来場
リアル開催の効果今後に期待
2021年国内最大級の工作機械見本市『メカトロテックジャパン(MECT)2021』は、ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、社長=樋口八郎氏)主催、愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販)共催により、10 月20 日~23 日の4日間にわたって、ポートメッセなごやを会場に開催され、会期中6万8千929人が来場した。
今展は426社・団体が出展し、久々のリアル展示会に向けしたためていた新技術・新製品を紹介、市場のニーズに対応し自動化、省人化、デジタル化、ロボット導入によるシステムの傾向が強かった。
また、コンセプトゾーン(主催者企画展示)では、『未来 を変える新時代の自動化』をテーマに、生産現場に最適な産業用ロボットの活用法や高度化したシステムなどが来場者の注目を浴び、タイムリーなテーマを掲げた各セミナーが好評を博した。
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三機
フィールドワークを受け入れ
京都市立西京高等学校生と4名が訪問
三機(名古屋市熱田区白鳥、社長=木島正人氏)は、フィールドワークに積極的に取組む京都市立西京高等学校の要請を受け入れ、10月18日に生徒4名が訪問した。
フィールドワークでは、企業との交流を通じて、現在行っている学校での学びが将来どう役に立つのか、職業に対する考えや労働に対する考えを深めて、今の学びへの姿勢を改めて考えたいと言うのがねらいである。当日は、講義と協働ロボット体験セミナーが行われた。
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DMG森精機
「修理復旧技能研修センタ」を開設
新製品「LASERTEC 3000 DED hybrid」発表
DMG森精機(東京グローバルヘッドクォータ=東京都江東区潮見、社長=森雅彦氏)は、2021年度上半期(1~6月)を大幅な回復で折返し、下半期も好調ぶりを持続しており、上方修正後の通期での連結受注高を4千200億円として、健康経営に取り組んでいる。
近況は、伊賀事業所(三重県伊賀市御代)内のDMG森精機アカデミーに、新しく「修理復旧技能研修センタ」を開設。また、発表した新製品「LASERTEC 3000 DED hybrid」は、レーザ金属積層造形と旋削・ミーリング加工をワンチャッキングで実現する5軸複合加工機である。造形時間が早く、大型ワークの積層に適しており、φ400mm×1321mmまでの積層に対応する。
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イスカルジャパン
代理店及び直需店対象に定期総会
スローアウェイのシェア10%目論む
イスカルジャパン(豊中市新千里東町、代表取締役=岡田一成氏)はこのほど、代理店及び直需店をそれぞれ対象に、日程を分けて定期総会をオンラインで開催した。
プレゼンテーションで岡田代表取締役は、売上実績の推移、今後の方針について述べ、最新製品レパートリーとして『NEOLOGIQ』シリーズを紹介、また、2025年に向けての目標として、国内ベースで「スローアウェイ工具」のマーケットシェアの10%を確保することをあげた。
なお、イスラエル本社から参加したIlan Geri(イラン・ゲリ)CEOは、市場の変化と将来を展望し、戦略、コラボレーション、商機拡大などについて考えを述べた。
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ノダキ
「愛知北営業所」を開設
エリアの顧客へのサービスを強化
ノダキ(本社=名古屋市西区名駅、社長=野田典嗣氏)は、愛知北営業所(所長=鈴村敏朗氏)を新設し10月11日より業務を開始した。同営業所では、愛知北部および岐阜中濃エリアの顧客へのサービス強化を図りサポートする。
【所在地】
〒484-0865犬山市藪畔46-1、TEL=0568-69-5710、FAX0568-69-5711。
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名機工同友会
1年9カ月振りにリアルで例会
近況報告行い今後の活動見直しへ
名機工同友会(会長=吉野栄一氏、吉野機械工具)は、10月18日午後6時30分より東京第一ホテル錦において例会を開催した。
例会は1年9カ月振りのリアル開催となったもので、今後の活動についてコロナの動向を見据えながら、令和4年新年会を会員のみで行う方向で検討したい。それ以降は、活動全体を見直していきたいなど現況報告が行われた。
このあと参加者全員が、仕事、趣味、コロナ禍でのエピソードなどについてそれぞれ近況報告した。
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----------- 2021年10月10日 第545号 ----------
国内最大級の工作機械見本市
10月月20日(水)~10月23日(土)
「安全・安心」最優先に開催
2021年国内最大級の工作機械見本市『メカトロテックジャパン(MECT)2021』は、ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、社長=樋口八郎氏)主催、愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販)共催により、10 月20 日(水)~23 日(土)の4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される。
開催規模については、新型コロナウイルスの感染防止対策に必要なスペースや通路幅を捻出するため、展示小間数を例年よりも10%ほど削減している。出展者数は 426 社・団体(前回477社・団体)。そのうち 50 社(同 58 社)が初出展である。展示規模は 1千796小間(同1千941小間)で、国内で今年開催 される工作機械見本市としては、最大規模となる。
久々のリアル展示会開催によって、これを機に各出展メーカーが新製品、新技術を最大限アピールするところが大きな見どころとなる。
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日本アイ・ティ・エフ
前橋工場の事業を拡張
HA-DLCコーティング技術
大型金型への需要増を図る
日本アイ・ティ・エフ(本社=京都市南区久世殿城町、社長=森口秀樹)では、今春より前橋工場(群馬県前橋市総社町)での事業を拡張し、コーティング加工の業容拡大へ向け、順次、体制構築を進めている。
前橋工場は2005年11月の操業以来、自動車部品へのコーティング加工で高い品質、ものづくり力を培ってきており、自動化も進んでいる。今後は前橋工場の強みであるHA-DLCコーティング(水素フリーDLC)と金型需要を掛け合わせ、自動車産業への横展開を含め、関東以北でHA-DLCを全面展開し、同社のプレゼンス向上を図る。
また金型については、従来手掛けていなかったワーク重量100㎏、500㎜×500㎜(500角)寸法の大型金型へのコーティング加工が可能となり、これにより金型需要の比率を20%に引き上げる目論見である。
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東京精密がモデルチェンジを発表
新型『RONDCOM NEX』『SURFCOM NEX』
形状評価の測定・解析を短時間で容易に
東京精密(本社=東京都八王子市石川町、社長=吉田均氏)は、9月2・3日の2日間にわたってオンラインセミナーを開催し、7月に全面リニューアルして販売を開始した最新の測定機『RONDCOM NEX(DX2/SD2)』及び『SURFCOM NEX(DX2/SD2)』両製品の特長とユーザーの検査効率化にどう役立てるかを紹介した。
真円度・円筒形状測定機『RONDCOM NEX』の最も特長的なのは、高まる省人化・省力化のニーズに応えた、測定力、測定方向の切り替えなどが可能な「AFD(測定力コントロール検出器)」、複数のワークや複数箇所の連続測定を段取り替えなしで行うことができる「XY軸自動ステージ」の2つの新機能。
表面粗さ・輪郭形状測定機『SURFCOM NEX』は、新開発の「ワンウェイクラッチ+ブレーキ」機構により、タクトタイムを短縮する圧倒的な駆動速度を有する。Z軸測定範囲を従来比2・6倍の13mmにワイド化した「新型ハイブリッド検出器」の搭載で、検出器の交換工程を省略し、広範囲の表面粗さと輪郭形状の測定時間の大幅な短縮が可能とした。
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オーエスジー
植物由来の廃食用油を利用
八名工場で実証実験
オーエスジー(豊川市本野ケ原、社長=大沢伸朗氏)は、世界最大のタップ生産工場である八名工場(愛知県新城市富岡)において、今春より全国初の植物由来の廃食用油を利用した工作機械での各種加工の実証実験を開始している。
スタートは、タップの前工程での荒ねじ転造加工等においてテストし、その後は切削工程での検証を進める。
この取り組みは、廃食用油から不純物を取り除き、複数の廃食用油などを混ぜ合わせて行くことで、日本産業規格(JIS)に適合する潤滑油として利用する。
鉱物油に比べ、若干のコスト増となるが、鉱物油より油の引火点が高いため燃えにくく、火災発生リスクも低くなる。また、植物由来であるため、作業者にもやさしく、労働環境の改善にもつながる。
ハイスエンドミル値上げ
標準品は15%アップ
またオーエスジーは、10月1日よりハイスエンドミルの値上げを実施した。
同社ではこれまで、生産性向上とコスト削減に取組んできたが、生産量減少の影響は大きく、各種活動だけでは吸収しきれなくなったため、価格改定に踏み切った。
対象となるハイスエンドミルの標準品は15%のアップで、 特殊品については、その都度の見積もりとなる。
---------2021年9月20日 第544号--------
愛機工組合
「MECT2021」準備状況を確認
8月理事会を開催
全機工連愛知大会は来年10月
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販)は、8月3日午後4時30分より東京第一ホテル錦において、共催展示会の動向、全日本機械工具商連合会愛知大会の件などを議題に8月の理事会を開催した。
「MECT 2021」の準備は順調に進んでおり、来年7月に開催予定の『ロボットテクノロジージャパン2022』については、出展募集を開始した。全機工連愛知大会は愛知組合が設営。開催は来年10月を予定しており、準備に入る。
その他、各報告事項が承認された。
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愛機工協組アンケート
機工流通調査
コロナの影響改善傾向
50%以上が前年同期比で「売上げ増加」
愛知県機械工具商業協同組合は、組合員を対象に行った2021年4月~6月の景況調査の結果をこのほど発表した。それによると、コロナの影響は昨年の同時期に比較し緩やかになっており、半数以上が売上高は増加したと回答している。
7~9月の景況見通しは、横ばいが68%。今回の調査結果から見ると、総じて中小企業が景気回復を実感できるには、まだ相応の時間がかかりそうである。
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名古屋プラスチック工業展
9月29日~10月1日までの3日間
デジタル化への対応を訴求
「名古屋プラスチック工業展2021」が9月29日(水)~10月1日(金)の3日間、名古屋市港区金城埠頭のポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される。
今回第33回目を数える同展は、原材料から成形機、二次加工機、成形関連機器、コンパウンド設備、3Dプリンター、金型、計測、製品、リサイクル技術までを総合的に網羅した、中部地区で最大規模のプラスチック産業の専門展示会として知名度が高い。
開催規模は、出展者146社・団体、372小間。
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トラスコ中山
ユーザー直送サービスを強化
「プラネット愛知」2024年稼働
トラスコ中山(東京本社=東京都港区新橋、社長=中山哲也氏)は、 2021年12月期(第59期)第2四半期の決算説明会をオンラインで行った。
説明会では、経営成績はじめ同社の取組みとして「ユーザー直送サービス」、物流とデジタル高度化への対応、また、投資計画では「プラネット愛知」の新築などのトピックスが紹介された。
経営成績は、売上高 1,138億8,800万円(前年同期比5・1%増)、売上総利益246億4,300万円(同3・1%増)、販管費 174億1,700万円(同1・8%減)、営業利益 72億2,500万円(同17・3%増/同0・7%減)、経常利益 76億9,100万円(同20・2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益 52億3,700万円(同20・8%増)。
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山 善
「ロジス新東京」を設立
国内12カ所目の物流拠点
山善(大阪本社=大阪市西区立売堀、社長=長尾雄次氏)は、埼玉県北本市に国内12カ所目となる新たな物流拠点「ロジス新東京」を新設すると発表した。
「ロジス新東京」は、機工事業部が取り扱う切削工具・測定工具・メカトロ機器・環境改善機器等の商品の東日本への最重要配送拠点と位置づけており、「GLP北本」の2フロアを賃借し、新設する計画。2022年初旬に一部稼動開始を予定している.
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DMG森精機
上半期好調に展開
生産体制強化し、新製品投入
DMG森精機(東京グローバルヘッドクォータ=東京都江東区潮見、社長=森雅彦氏)は8月5日、2021年度上半期(1~6月)の決算説明会オンラインで行った。
連結受注は急速な回復で、2019年にほぼ近い2,184億円。前年同期比61%増となった。第2四半期においても昨年2倍の1,170億円と好調振りを見せた。機械
本体の受注残高も昨年末の960億円から1,420億円に増加した。
重点施策に関しては、工程集約、高効率生産による環境対応需要の取り込み、自動化・ターンキーの促進、供給体制の強化を挙げた。
また、伊賀事業所の改修の完了、エジプト(カイロ)に生産拠点の新設などのトピックが紹介された。
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---------2021年8月20日 第543号--------
『ロボットテクノロジージャパン2022』
9月1日より出展者募集開始
愛機工組合 第1回展示会実行委員会開催
2022年6月30日(木)から7月2日(土)の3日間、愛知県常滑市の「Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)」で開催される、産業用ロボット・自動化システムの専門展『ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン)2022(以下ロボット展)」の出展募集が2021年9月1日より開始される。
同展は、ニュースダイジェスト(ND)社(社長=樋口八郎氏)が主催、愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販)が共催し、今秋10月に開催する国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン(MECT2021)と同様に両者がタッグを組んで運営される。
7月15日には、愛知県機械工具商業協同組合の出展者の募集事業に向けたロボット展第1回実行委員会(実行委員長=〈同組合副理事長〉森田乾嗣氏、モリタ)が、午後2時より「ウインクあいち」において開かれ、準備に着手した。
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フルサトグループ
10月「フルサト・マルカHD」設立
相互補完にベストパートナー
フルサトグループの2021年3月期(20年4月1日~21年3月31日)決算関連報告が、6月25日にリモートで行われた。それによると、連結売上高は前年比14.5%減収の894億7千800万円。営業利益は同30・1%減益の27億7千800万円。EPS(1株当たりの利益)は133円53銭(前年比31・1%減)となった。
また、今回の会見では5月7日に発表された、フルサト工業と産業機械・建設機械の専門商社マルカ(本社=大阪市中央区南新町)との共同持株会社設立による経営統合についても説明が行われた。
それによると、今年10月1日をもって、株式移転の資本により、共同持株会社「フルサト・マルカホールディングス株式会社」を設立し経営統合する。海外のオペレーションではマルカが圧倒的に強いことから、英語表記では「MARUKA FURUSATO CORPORATION」とし、現マルカ社長の飯田邦彦氏が会長に就き、社長は古里社長が兼務する。
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住友電工ハードメタル
新社長に木村寿良氏
住友電工ハードメタル(兵庫県伊丹市昆陽北)はこのほど、代表取締役社長に木村寿良(かずよし)氏が就任した。なお、前任の佐橋稔之氏は、住友電気工業常務取締役に就任した。
木村寿良氏は、昭和40年5月15日生。平成2年4月住友電気工業入社、前職は住友電気工業アドバンストマテリアル事業本部 ハードメタル事業部直需営業部長。
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ミズタニ機販
「新社屋」が完成
働きやすい環境整備
ミズタニ機販(社長=水谷隆彦氏)は新社屋の建築を進めていたが、このほど完成し8月16日から新事務所で営業を開始した。
新社屋の概要は、敷地788㎡を擁する3階建て〈延べ床面積1,820㎡)。旧社屋の1・5倍近くのスペースとなり、随所に働く環境の向上を意識した整備が成されている。水谷社長は、これを機に「市場のデジタル化に対応できる社員養成に力を入れて行きたい」。また、引き続き「人に、社会に、心ある企業でありたい」と話している。
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東京精密
精密測定機器関連ソフトウェア
『最新ウェビナー』を開催
東京精密(本社=東京都八王子市石川町、社長=吉田均氏)は、精密測定機器関連ソフトウェアの最新ウェビナーを6月24日から7月15日までの間に6回に亘って開催した。
今回のウェビナーでは、第1セッション=三次元座標測定機ソフトウェア「ZEISS CALYPSO(ツァイス カリプソ)」、第2セッション=測定データから3D CADモデルの作成・修正を行うソフトウェア「ZRE(ZEISS REVERSE ENGINEERING)」、第3セッション=表面粗さ・輪郭形状、真円度・円筒形状測定機用「総合測定・解析ソフトウェア ACCTee(アクティ)」、第4セッションでは、「金型製作における品質管理の課題と解決事例」など、それぞれの紹介が行われた。
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シミヅ産業
中部シミヅ会がWEB総会
会員への商品供給促進
中部シミヅ会(会長=伊藤正人氏、伊藤信産業)は、7月7日午後2時から『第24回総会』をWEBで開催した。同会は、シミヅ産業(本社=大阪市西区立売堀、社長=清水善徳氏)・名古屋支店(支店長=山田英二氏)さん下販売店で組織している。
シミヅ産業は、6月に群馬県太田市に北関東支店の新設に伴い東日本在庫センターを拡充、これにより東・名・阪より翌日供給する体制を整えたことで、中部シミヅ会の更なる活発な動きが促進される。
伊藤会長、清水社長のあいさつの後、賛助会員である不二越、三菱マテリアル、MOLDINO、やまわエンジエアリングサービス4社から近況報告が行われた。
なお、2020年度事業報告、会計・監査報告、役員改選(留任)、2021年度事業計画案及び予算案などの議事は、書面審議によって執り行われた。
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ダイジェット工業
中部ダイジェット特約店会
製販一体となって拡販
ダイジェット工業(本社=大阪市平野区加美東、社長=生悦住 歩氏)は、名古屋支店(名古屋市昭和区明月町)管轄、中部エリアの特約店で組織する中部ダイジェット特約店会(会長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販)の第22回総会を7月14日午後2時からWEBで開催した。
水谷会長、生悦住社長があいさつ。生悦住社長は来期第96期について、環境が整うことを背景に新製品の積極的な投入で、売上高92億円を掲げV字回復を目指すと述べた。
総会のあとは、ショールームの展示製品の説明会が行われ、ダイジェット製品への知識が深められた。
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---------2021年7月20日 第542号--------
日本機械工具工業会
新会長に田中徹也氏
生悦住賞・新庄賞決定
日本機械工具工業会の第7回定時総会が6月4日、会場参加とオンライン視聴併用で開催された。
議案審議では役員改選期にあたり、新役員選出のあと、正・副会長の承認に関し、新会長に田中徹也氏(三菱マテリアル・加工事業カンパニー)が就任した。
この先の事業では、10月21日(木)に「令和3年度秋季総会」が予定されている
一方、令和3年度の『生悦住賞』は田中義一氏(元鈴木工機)と村上次郎氏(マコトロイ工業)が受賞。同『新庄(陰徳の士)賞』は、13社13名が受賞した。
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全機工連
坂井俊司会長を再選
機工メイト販売協力金一部還元
全日本機械工具商連合会の2021年度通常総会が、6月23日午後から全機工連会議室及びWeb併用で開催された。21年度の役員体制については、坂井会長が続投で3期目の就任が決まった。
新たに機エメイト推進補助金を新設。これは、各組合・機工会の中での推進活動を強化するために、「機エメイト販売協力金」の一部を当該対象年度の導入台数に応じて、各組合・機工会に還元し、促進するもの。
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中部包装食品機械工業会
会長に生田涌希氏就任
来年4月に『中部パック』開催
中部包装食品機械工業会は、5月21日に名鉄ニューグランドホテルにおいて「2020年度通常総会」を開催した。役員改選では、新会長にフジキカイの生田涌希氏が就任した。
『中部パック』は、同工業会の最大事業として取り組まれている。『2022中部パック』は2022年4月20日(水)から23日(土)の4日間、ポートメッセなごやを会場に開催される予定で、2021年度は準備が本格化する。
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ブラザー×OSGがコラボセミナー
30番のMC加工領域拡大
最適工具を選択し挑む
40番領域の加工を30番で行うという考え方は、今や業界のトレンドになっている。この流れを背景に、ブラザー工業とオーエスジーは«無駄なく、削れ。»をテーマに、コラボセミナーを5月28日と6月23日の2回にわたってオンラインで開催した。
セミナーでは、ブラザー工業主軸30番のコンパクトマシニングセンタ『SPEEDIO(スピーディオ)』とオーエスジーの最適工具による生産性の向上を追求した加工ノウハウ、実例加工が紹介された。
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岐阜工業高校
『ものづくり見本市』開催
8月11・12日「航空宇宙博物館」で
「ものづくり」への学びに積極的に取り組む岐阜県立岐阜工業高等学校は、8月11日(水)・12日(木)の2日間、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館において“岐阜工業高校ものづくり見本市”を開催する。
ものづくり見本市は、同校が文科省指定事業「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)」の最終年を迎え、小中学校教育支援プログラムとして開催するもので、地域における教育支援を目的としている。
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---------2021年6月20日 第541号--------
全機工連
機械工具商における『DX』
ブロードリーフと共催でセミナー
機械工具商における『DX』をどう捉えて、導入していく場合の課題とその解決方法を探ったセミナーが、6月4日午後2時より、全国機械工具商連合会(会長=坂井俊司氏、NaITO)とブロードリーフ(社長=大山堅司氏)の共催でオンラインによって開催された。
講師の吉田知弘氏は、『DX』の概要に触れ、具体的な工具商の『DX』の初期段階の取り組みとして、「テレワーク」と「オンラインでの商談」を推奨し、その具体例を上げた。
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オークマ
西日本CSセンター開設
オークマ(愛知県丹羽郡大口町下小口、社長=家城淳氏)は、東北CSセンター(2019年開設)に続く第2の地方テクニカルセンターとして、広島県福山市に「西日本CSセンター」(旧岡山営業所)を開設し、5月6日より業務を開始した。
従来の岡山営業所を移転、福山営業所として拡充したことで、岡山、広島、四国、山陰に通じる交通の要衝として利便性を高め、広範囲にわたって最新技術発信の場、コミュニケーションづくりの場として万全なフォロー体制を構築する。
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DMG森精機
天津新工場建設へ
USAでは『Charlotte』開設
DMG森精機(東京グローバルヘッドクォータ=東京都江東区潮見、社長=森雅彦氏)は、2013年10月に開設した天津工場(中国天津市)の敷地内に、現在の工場と同規模の新工場を建設すると発表した。操業開始は2025年の予定で、総投資額は約30億円。
また、DMG森精機は、「DMG MORI USA」の東部・南東部を管轄する拠点として、5月4日に『Charlotte(シャーロット)』(写真)がオープンした。
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ブラザー工業
中国・西安工場棟を増築
インドにショールーム完成
ブラザー工業(本社=名古屋市瑞穂区苗代町、社長=佐々木一郎氏)の製造子会社ブラザーマシナリー(西安)(董事長兼総経理=松尾博巳氏)は、3月に工場棟の増築工事を完了し、4月より稼働を開始している。増築部分は、延べ床面積約9000㎡の平屋建てで、総事業費は約9億円。
またブラザー工業は、インドのベンガルール市に工作機械のショールーム「ブラザーテクノロジーセンター ベンガルール(英文表記:Brother Technology Center Bengaluru)」が完成した。
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久満田商会
「遮熱・遮光」など
暑さ対策工事を提案
久満田商会(名古屋市北区志賀町、社長=熊田誠司氏)では、尾張・名古屋地域を対象とした工場の保全・メンテナンスに特化した専門情報サイト『尾張・名古屋 工場修理・メンテナンス.com 』の中で、夏に向けた「ちょっとした」暑さ対策工事を提案している。
実績の一例では、工場内に太陽光が強く差し込むことで、冷房の効率が悪くなっていたのを、窓ガラスへの遮光フィルムを取りつけることによって解消した。
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---------2021年5月20日 第540号--------
愛機工協組
『機工流通景況調査』
売上高前年同月比で21・9%が増加
通販業者の影響が懸念材料
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販)は、組合員を対象に行った2021年1月~3月の景況調査の結果をこのほど発表した。それによると売上高が前年同月比で増加したが21・9%と前回調査の4%から増え、回復傾向にあるのを示した。また、今回通販業者についての項目を追加したが、70%以上がその影響が出ていると回答した。
通常総会は書面にて開催
事業活動はコロナの状況で判断
愛知県機械工具商業協同組合4月理事会は、4月20日午後4時30分より「東京第一ホテル錦」で開催され、席上水谷理事長から令和3年度通常総会は、新型コロナウイルスの感染状況から判断し、書面にて実施することが発表された。 新年度の共催事業、組合事業はいずれもコロナの状況で実施を判断していく。
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NaITO
2021年度はデジタル化推進
オンラインで決算会見
NaITO(東京都北区昭和町、社長=坂井俊司氏)は、4月26日にオンラインで第70期の決算概要及び近況報告を行った。経営成績においては、連結ベースで売上高391億4千500万円(前期比15・8%減)となった。
2021年度は引き続き「地域密着」「専門力」「対面営業」を軸とし、ニューノーマルな時代における「DX」「IoT」への対応、メーカー、販売店とのデータを共有できる「デジタル化の推進」への取組み強化を図る方針。売上高は、430億を見込んでいる。
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MOLDINO
新社長に鶴巻二三男氏
4月1日付 新役員人事
MOLDINO(東京都墨田区両国)は、臨時株主総会ならびに4月1日開催の臨時取締役会において新役員を選任し、新役員人事では菊池仁社長が退任し、新社長に鶴巻二三男氏が就任した。
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トラスコ中山
第58期株主総会を開催
次回開催は東京に一本化
トラスコ中山(東京都港区新橋、社長=中山哲也氏)の第58期定時株主総会が3月18日、大阪会場(ホテルニューオータニ大阪)と東京会場(ホテルニューオータニ東京)の2会場で開催された。
今回は、 新型コロナウイルスの感染症対策として、一会場の来場者数を300名限定としたことに加え、初めてオンライン視聴できる形式も導入した。当日は、556名(来場者数324名、オンライン視聴者数232名)が出席した。
なお、第59期定時株主総会より開催会場を東京へ一本化し、柔軟にオンライン視聴できる形式を強化する。
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---------2021年4月20日 第539号--------
日本金型工業会
『アフターコロナ』などテーマに
Web上で日・独意見交換会
日本金型工業会(会長=小出悟氏、小出製作所)は、国際金型協会(ISTMA)に加盟するドイツ金型工業会(VDWF)、ドイツ機械工業連盟(VDMA)との意見交換会を3月19日にWeb上で開催した。
メインテーマとなったのは『アフターコロナに向けて』。第1部では参加企業の自己紹介、第2部ではテーマに沿って各社が昨年「新型コロナウイルス」の感染が拡大した以降の業績への影響、日常業務の改善~事業の改革、人材の確保などについて独自の取り組みを紹介した。
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名古屋市工業研究所
『3Dプリンターの普及』
最新技術セミナーを実施
名古屋市工業研究所(名古屋市熱田区六番、所長=青木猛氏)に昨年開設された『Nagoya Musubu Tech Lab』では、3月22日午後2時30分より同所において「3Dプリンタの最新技術セミナー」を実施した。
今回のセミナーは、企業がデジタル技術を活用し変革を図る『デジタルトランスフォーメーション(DX)』への取り組みの中で普及する3Dプリンタにスポットを当て「ニューノーマルなものづくりを語る」をテーマに進められた。
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ケイアイティー
肉盛り補修のデジタル化
AMコンソーシアム Webinar
金型の損傷、補修を実演
付加加工技術として注目を集める『Additive Manufacturing(以下AM)』を活用したセミナーが、機械工具商ケイアイティー(名古屋市緑区鴻仏目、社長=加藤勝仁氏)が参画する「AMコンソーシアム」の取り組みにより、3月4日オンラインで行われた。今回のWebinarは2回目となり、テーマは“肉盛補修のデジタル化”。イヤホンの樹脂成形金型の欠損・損傷の補修を実例にして進められた。
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大矢伝動精機
新事業の創出を応援
「ものづくりパートナーズ」立上げ
大矢伝動精機(名古屋市中区橘、社長=大矢顕氏)は、ニューノーマルな時代に対応した『ものづくり支援』をミッションに新たな事業展開を図っている。製造業の長所を引き出すのが商社の役割という認識のもと、今年2月から新たにスタートさせた『ものづくりパートナーズ』。縦横の連携により日本のモノづくりの業界の更なる発展と新事業となる商品・サービスを創り出すことが目的である。
『ものづくりパートナーズ』への入会は、
https://mono-partners.com/ or e-mail partners@ods-co.jp
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セキュリティデザイン
コロナ禍の注目サービス
『イーセキュアフェイス』
体温などクラウド上で管理
フルサトグループのセキュリティ設備のシステムインテグレーターであるセキュリティデザイン(本社=東京都港区南青山)は、サーモ測定・マスク装着チェック・入室管理を顔認証で行え、その計測結果をクラウドで一元管理が出来る『Eee..SECURE FACE(イーセキュア フェイス)』を3月よりリリースした。
『Eee..SECURE FACE』は、セルフチェックのデータをクラウド上で一元管理を行い、いつ・誰が・どの様な体調だったかをデータ化することで、働く人々が安心して活動できる職場環境をつくるニューノーマルな時代のワークスタイルとして推奨されるサービスである。
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---------2021年3月20日 第538号--------
インターモールド2021
4月14日から17日までの4日間
東京ビッグサイト青海展示棟で開催
「INTERMOLD2021/金型展2021」(主催=一般社団法人日本金型工業会、運営=インターモールド振興会)ならびに「金属プレス加工技術展2021」(主催=一般社団法人日本金属プレス工業協会)は、4月14日(水)から17日(土)までの4日間、東京ビッグサイト青海展示棟(東京都江東区青海)で開催される準備が進められている。
今回の開催規模は、267社・団体で出品小間数は552小間(3月15日現在)。会場では、テクニカル・ワークショップ、自動車部品製造技術フェア特別講演、日本金型工業会特別セミナー等が開催され、展示会の相乗効果を生み出す。
なお、今回は登録・入場方法が変更され、完全事前来場登録制となる。(当日入場は有料)
公式サイト http://intermold.jp
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愛機工組合
令和3年度総会は5月25日
2月度は書面理事会開催
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販)の令和2年度2月理事会は、2月2日に開催される予定であったが、緊急事態宣言に伴い開催を見合わせて、書面にて執り行った。
主な議案については次の通り。
【2021年度(令和3年度)総会】
▽開催日程=2021年5月25日(火)17:00、会場=ホテル名古屋ガーデンパレス。
但しコロナ感染の状況により重要案件が無いため書面で執り行う事もありうる。
【理事定数規約改正について】
規約改正素案について、具体的な定数をまとめた上で支部総会にて提案、周知する。規約改正案は2021年度通常総会に上程する予定。
【MECT2021について】
MECT展(2021年10月20日(水)~23日(土))の出展者募集は、満小間により同年12月15日に申込の締切りを発表した。組合関連の実績は、21年1月18日現在、120社470小間を受け付けている。開催規模は、コロナ禍の影響を踏まえ1千850小間(前回1千941小間)を想定しているが、今後状況変化による対応が見込まれる。
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中部部品加工協会
設立5周年記念総会開催
『みつツクTM』の拡張計画
一般社団法人中部部品加工協会(代表理事=村井正輝氏、村井)の第6回総会が2月12日午後2時より、名古屋駅前の「ウインクあいち」で開催された。
同協会は2016年に設立され、今年5周年を迎えた。5周年記念イベントについて審議。当初は「オアシス21」(名古屋市中区)を会場に記念イベントが計画されていたが、コロナの影響で中止を余儀なくされた。代行事業として、組織の知名度を高めるために『看板』を制作(主要幹線道路に設置)し、記念『ノベルティ』を制作して配布することが決定した。
また今年度の主力事業としては、昨年度公開された加工会社検索エンジン『みつツクTM』(作る!を見つける!の造語)の拡張計画が提出され承認を得た。
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日本金型工業会中部支部
金型関連技術発表及び特別講演会
WEB会議方式で開催
日本金型工業会中部支部(支部長=山田徹志氏、日章)は、第38回金型関連技術発表及び特別講演会を2月4日午後2時より、WEB会議方式で行った。
前半の特別講演会は、日本金型工業会学術顧問の横田悦二郎氏、牧野フライス製作所営業企画部スペシャリスト山本英彦氏が講師。
横田氏は、コロナ禍で浮き彫りになった日本のデジタル化の遅れを背景に、金型産業におけるDXの取り組みを強調。
山本氏は、2020年は世界中がコロナの影響を大きく受けたが、これをひとつの契機に今後はデジタル技術の進歩とともに各国間の差が縮まっていく傾向にあるとの見解を示した。
後半の金型関連の技術発表は、ナガセインテグレックス、安田工業、ヤマザキマザックの3社が、それぞれ新製品、新技術の紹介を行った。
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イスカルジャパン
『NEOLOGIQシリーズ』
新製品オンライン発表会を開催
イスカルジャパン(豊中市新千里東町、社長=岡田一成氏)は、2月3日に「イスカル新製品オンライン発表会」を開催し、金属加工のハイテク化(ICM)を実現化する最新製品『NEOLOGIQシリーズ』を発表。
発表会は、イスラエル本社からのライブ配信でジェイコブ ハルパズ氏(IMCグループ会長兼プレジデント)が発表者となり進められた。
今回発表された『NEOLOGIQ』シリーズは、従来の金属加工の概念にとらわれず、“Think TECHNOLOGIQ”(発想の工夫) を組み込むことで、加工の可能性を最大限に広げている。
今後順次発売される、穴あけ、フライス、旋削工具などの最新シリーズの紹介を行い、『NEOLOGIQシリーズ』が実現する金属加工のハイテク化を克明にした。
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イワタツール
新製品、タイ工場の稼働
オンラインで記者発表
イワタツール(名古屋市守山区花咲台、社長=岩田昌尚氏)は2月19日、新製品および昨年秋に稼働したタイの工場(写真)について記者発表を行った。
今回発表された新製品は、超精密位置決めドリル『SPセンターZERO』と、高速面取り工具『トグロンマルチチャンファー』の2製品。いずれも開発後、ここへきて生産体制が整ったことから、改めてその持ち味をアピールし拡販に向け動き出した。
昨年10月に竣工したタイの新工場については、延べ床面積2、325平方メートル。生産能力は、従来の2倍となる月産6~7万本が可能。主力生産品目は、剛性を高めた設計で粗加工に最
適な「ハイフィードエンドミル」他。当初は、アジア向けの供給が中心となるが、増産体制が整
えば、拡大される計画。
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ジェービーエムエンジニアリング
オンラインショップでDVD発売
「Mastercam」トレーニング動画など
ジェービーエムエンジニアリング(東大阪市本庄西、社長=小谷幸次氏)は、3月より、オンラインショップにてDVDの発売を開始した。
このDVDは、現在同社の技術サポートサービスに加入している顧客にのみ、Web公開している3次元CAD/CAMシステム「Mastercam 」トレーニング動画や、5軸に特化したトレーニング動画4種となっている。
今回のDVD化により、セキュリティ面でネットワークがつながっていない環境や、サポートサービスに加入していなくてもトレーニング動画を活用できるようになり、サービス体制が拡充された。
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畑屋製作所
岐阜工場「北面倉庫」完成
4月1日より全面稼働
畑屋製作所(本社=名古屋市瑞穂区浮島、社長=足立憲泰氏)はこのほど、主力生産拠点である岐阜工場の新倉庫「北面倉庫」(岐阜県瑞穂市十八条)を竣工し、4月1日より全面稼働する。
「北面倉庫」は、岐阜工場の向かいに新たに用地を取得し建設され、敷地面積=6077平方メートル、建築面積=2194平方メートルを擁する広大な倉庫。新設の目的は、資材・製品在庫の拡充及び増産体制の強化を図り、顧客ニーズに的確に対応すること。また、輸入品や国内資材の受け入れから保管と検査が、同場所で一貫して出来るのが大きな特長である。
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サンドビック・コロマントカンパニー
コロマント会令和3年度総会
全国の会員対象にオンラインで開催
サンドビック・コロマントカンパニー(本社=名古屋市名東区上社、カンパニープレジデント=山本雅広氏)の販売組織であるコロマント会の令和3年度総会が、全国の会員を対象に同社のデジタル戦略推進の下、オンラインで開催され2月24日・25日に配信された。
山本プレジデントは、コロナによる変化の中で「ニューノーマルな時代」に対応した働き方を強調。2020年の概況報告では、第4四半期(2020年10月~12月)の受注は日本円で1100億円。前年第4四半期比較で7%減、収益は11%減、利益は13%減となった。組織の改編により、2021年から「サンドビック・マニュファクチュアリング・アンド・マシニング・ソリューション」が既に始動している。
新体制は営業のスペシャリスト化を図るために営業を「アカウントマネージャ」、「アプリケーションスペシャリスト」の二分化を図る。営業戦略については、「集中化戦略」、「新チャンネル戦略」、「デジタル戦略」が柱となる。
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オーエスジー
新社長に大沢伸朗氏就任
第108回株主総会開催
オーエスジー(本社=豊川市本野ケ原、社長=石川則男氏)の第108回定時株主総会は、2月20日午前10時からオーエスジーアカデミー グローバルテクノロジーセンターを会場に開催され、各議案審議が行われ可決された。
業績については、連結売上高は1043億8800万円、営業利益は83億9600万円、親会社株主に帰属する当期純利益は56億3900万円となった。売上高は前年度比17・8%減。
株主総会後の取締役会において、石川則男氏は代表取締役会長兼CEOに就任し、大沢伸朗氏が新たに代表取締役社長兼COOに就任(2月20日付け)した。大沢新社長は「しばらく先のことになるが、創立100周年を迎えるの時には、今以上の輝きを放っている会社をめざしていく」と述べた。
なお、2021年11月期の連結業績予想は、売上高1150億円、営業利益115億円、経常利益115億円、親会社株主に帰属する当期純利益75億円となっている。
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---------2021年2月20日 第537号--------
愛機工協組アンケート
機工流通景況調査
売上げ引き続き回復傾向
2021年見通し「横ばい」65%
愛知県機械工具商業協同組合は、組合員を対象に行った2020年10月~
12月の景況調査の結果をこのほど発表した。売上高に関しては前年比減が多数を占めているが、その減少幅を10%程度に抑えられているという回答が大幅に増加した。また前年同水準との回答も増加した。また、前々回に続き前回の調査では、ほぼ結果に変化が無かったことを思うと、前回から今回の調査では売上高の点においてはかなりの回復傾向が見られる。
2021年の景況見通しについては、好転する14%、横ばい65%、悪化する21%との回答結果であった。
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-------2021年2月20日 第537号------
日本工作機械工業会
12月分受注額990億円
2021年は1兆円超を予測
日本工作機械工業会が1月に発表した、2020年12月分受注の確報によると、受注総額は990億5千700万円となり、12カ月ぶりに900億円を超えた。前年同月比で9・9%増、前月比では、11・7%の増加で、2カ月連続のプラス、昨年における最高額となった。2021年は自動車関連の回復傾向もあり1兆円超の水準に回復すると予測している。
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オークマ
5面加工門形マシニングセンタ
「MCR-BⅤ(ビー・ファイブ)」
2020年「十大新製品賞 本賞」を受賞
オークマ(本社=愛知県丹羽郡大口町、社長=家城淳氏)の5面加工門形マシニングセンタ「MCR-BⅤ(ビー・ファイブ)」が、日刊工業新聞社主催の「2020年十大新製品賞 本賞」を受賞した。
十大新製品賞はその年に開発・実用化した製品から、モノづくりの発展や日本の国際競争力強化に資する製品として選定されるもので、オークマは、2003年から2020年にかけて今回で17回目の受賞となった。
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ブラザー工業
新倉庫を港区に建設
完成は11月 地鎮祭行う
ブラザー工業(本社=名古屋市瑞穂区苗代町、社長=佐々木一郎氏)は、名古屋市港区に新倉庫を建設する。新倉庫は延べ床面積1万1千860㎡の2階建て、事業費は約20億円で、今年11月に完成する予定である。
同社では、名古屋港のコンテナヤードや、名古屋高速の出入り口に近いという立地を生かして物流効率を高め、物流費用とCO2排出量の削減に貢献しながら、今後の産業領域を中心としたビジネス拡大に伴う製品や部品の保管需要の増加に対応していきたいとしている。一方 新倉庫建設に伴い、1月18日には地鎮祭が執り行われた。
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エヌティーツール
新社長に太田智広氏
エヌティーツール(愛知県高浜市芳川町)は、1月1日付けで取締役社長に太田智広氏が就任し、前社長内藤祐嗣氏は代表取締役会長に就任した。
太田新社長は、製造現場における生産管理、工場管理を通じ、モノづくりと海外生産拠点長を経験。2019年からは、NT TOOL Thailandの現地法人社長としてタイへ赴任。工場のマネージメントからタイ現地での製品販売にまで関わってきた。1969年生まれ(51歳)、愛知県安城市出身。1993年立命館大学経営学部卒。
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山善
協働ロボット専用ショールーム開設
生産現場の自動化提案推進
山善(本社=大阪市西区立売堀、社長=長尾雄次氏)は、1月25 日より本社本館1Fに協働ロボット専用のショールームをオープンした。
ショールームは、同社のFAE(factory automation and engineering)支社の主管で開設。コロナ禍の中でますます需要の高まる省人化・自動化ニーズに応えるべく、各メーカーの協働ロボットを展示、デモンストレーションも行いないながら、具体的な活用方法を提案する。
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-------2021年1月15日 第536号------
TECH Biz EXPO2021
2月24・25日の2日間
吹上ホールで開催
2月24から25日まで吹上ホール(名古屋市千種区)にて開催の「第10回 次世代ものづくり基盤技術産業展 TECH Biz EXPO 2021」(主催=名古屋国際見本市委員会、公益財団法人名古屋産業振興公社)は、ものづくりの未来を変革する最新の加工技術や、付加価値の高い製品開発に生かす技術などこれからのものづくりを支える要素技術を展示紹介する。
出展技術分野は、レーザ応用技術、3Dプリンタ応用技術、CFRP・GFRP・CNFの製造・加工技術、AI(人工知能)・IoT関係技術、軽量化に寄与する加工技術、異種材料接合・接着技術、生産開発・効率・最適化技術、品質管理・評価技術、環境対応・新エネルギー関連技術、CASE関連技術、知財・研究シーズなど幅広い。
※入場は無料(登録制)来場事前登録、講演会等の申込みは、公式ホームページから。http://www.techbizexpo.com/
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志 知
創業120年機に新社屋建築
志知(名古屋市中区、社長=志知亨氏)は、昨年5月から建築中であった新社屋が11月に完成し営業を開始した。
同社は、1900年(明治33年)に創業(創業者=志知永作氏)、昨年創業120周年を迎えその節目に合わせて新社屋の建築が計画されていた。新社屋は旧社屋の駐車場であった隣接地に建築。社屋の概要は、1階の床面積が339.5平方メートル、2階が294.0平方メートルで延べ633.5平方メートルの2階建て。外観は黒を基調としたシックな感覚である。1階が営業事務所と倉庫。2階が社長室、常務室、応接室、会議室、また社員の憩いの部屋が備わっている。
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朝日興業オンライン見学会
岐阜工業高校が実施
岐阜県立岐阜工業高校(岐阜県羽島郡笠松町常盤町)は、12月16日にプレス金型製作の朝日興業(大垣市長松町、社長=森 良二氏)オンライン見学会を実施した。
岐阜工業高校は、岐阜県金型工業組合(理事長=黒田 隆氏、黒田製作所)が実施する『工業高校生金型コンテスト』に参加実績があり「金型製作」に以前から積極的に取り組んでいる。
コロナ禍で企業見学が制限される中で実施されたこのオンライン見学会は、単なるオンラインによる企業見学ではなく、生徒たちは段階的に出来上がる製品を手に取りながら実施するという県下では初の試み。今回は機械工作という科目の塑性加工という単元と合致する内容での見学となった。
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ミツトヨ
営業サービス統括本部
新たな組織体制で始動
ミツトヨ(本社=川崎市高津区坂戸、社長=沼田恵明氏)は、1 月1 日より営業本部とテクノサービス事業本部を組織統合し、営業サービス統括本部として新たな組織体制のもと活動を開始した。
各地の活動拠点についても、サービスセンタの機能を営業所に統合し、営業・サービスの拠点として、顧客に今まで以上に身近な、そして価値ある存在として課題解決に取り組む。
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